推しポイントは白い耳と後ろ髪です。
うすうす感じとられているか、ダイレクトマーケティングだと思われているかわかりませんが、デーモン閣下をそれはもう推しています。
「デーモン閣下とは?」って人は前の記事やウィキを見てください。
ところで閣下ってtwitterやってないんですよね。
他の構成員はやっている方もいらっしゃるのに(ルーク篁さんのアカウントは女子力が異様に高くておすすめです)。ブログもごくたまに、本当に言いたいことがあるんだろうなあというときにしか、更新されません。
閣下にとって「日常」を呟くということは、悪魔である自身を否定することにもなるのだと思います。
閣下の地上での行いは全て、世を忍ぶ仮のものなのです。「どこで誰とご飯を食べた」とか「どこに行った」というのも、つぶやいて特定されたら積み上げたものぶっ壊すことになってしまうのです……。
閣下はやたらと世を忍ぶ仮の姿で「オレ、実はデーモンなんだよね……」などと言えません。
☝こちらを読んでいただければわかるのですが、うかうかと病院にも行けないのです。
テレビやライヴに出ている悪魔の閣下以外、閣下ではないのです。
閣下は「自分が最も恐ろしいことは、人間の姿を見られて『デーモンってこんなやつなのか』と言われてしまうこと」というようなことを著書で仰っていました。
悪魔として生きることへの風当たりの強さも並大抵のものではないのに、そこまでの覚悟の上で活動しているなんて……
SNSでやらかすアイドルよりよほどアイドルじゃないですか?(アイドルのやらかしについてはよく知らないですが)
尊すぎてわけわかめです。
いや本当に聖飢魔IIってコンセプトがしっかりしてるんですよ。
今は閣下以外の構成員は人間として活動してるんですけど、解散まではソロ活動でも悪魔の姿で徹底していまして。
ここでコンセプトがしっかりしてないバンドの話をしたいんですけど、「三宅裕司のいかすバンド天国」に出場したことで一時的にブレイクしたカブキロックスっていうバンドがあるんですよ。
☝いろいろつっこみたいのはわかります。
この人たち元禄からタイムスリップしてきた設定なんですけど、知識もないまま中途半端な設定づけをしただけの集団でぶれぶれだったんですね。
(例:元禄生まれってことは何歳?と言われても、とっさに計算して返事することができない)
で、20周年記念シングル収録曲のPVがこれです。
カブキでもロックでもなくない?と戸惑うしかありません。
このおじさんがボーカルの方なんですけど、回想シーンも「いや、あなた若い頃カブキでロックしてたのでは?」って感じで。
すっぴんを公開してたりメイクはマイクと割り切ってたりするバンドはいくらでもあるとはいえ、自分に求められてることは考えような!という気持ちです。
聖飢魔IIのアカウントはあるしイベントの情報には困りませんが、更新の頻度やチェックする手間などを考えると、閣下のtwitterアカウント欲しいなあと思ってしまうんですよ~。